活動記録

平成25年10月5日(土)〜6日(日) 「雪月花廊」喜茂別旧双葉小学校

熊の出没により予定していた「滝野・青少年山の家」から施設閉鎖の連絡で、予約1週間前に急遽、喜茂別町宿泊になりました。変更した場所は廃校した学校を利用した小学校史料館を兼ねた宿泊施設「雪月花廊」です。
今回お世話になった「雪月花廊」 心温まる お も て な し はうれしいですね^-^

ドキドキ、ワクワクで到着した参加者を迎えてくれたのは、施設主の温かい笑顔。続いて、窓から差し込む眩しいほどの夕陽。思わず外へ駆け出し、子どもも大人も、沈む夕陽の美しさに心を奪われました。
みんなであわてて見に来たのは・・・ きれいな夕焼け♪でしたー 右が羊蹄山、左が尻別岳

場所が変わりテーマも新たに・時間に追われない生活を楽しもう ・「ダメと言う言葉」を使わないようにしよう。さらに「子どもたちは寝なくてもいいですよ」という隊長の言葉も加わって、日常では体験できない生活のスタートです!
隊長の「今日は寝なくてもいいです!」宣言! 子供たち歓喜! マイコ先生もたくさん遊んで楽しんでねだって!

施設にある長い廊下は、用意されていたキックボードを使って移動。骨董品だったり、アート満載だったりの施設内は子どもたちに退屈を与えません。
廊下も教室も誘惑だらけ(笑 この教室は駄菓子屋だ!

キャンプファイヤーに備えた薪運びも、慣れない一輪車を使い、楽しみながら用意しました。
キャンプファイヤー用に一輪車で木を運びます 手でも運びます

加えて、エプロンシアター。
エプロンシアター はらぺこあおむし みんな釘づけ^^

積木ショーも!
ユキ先生の積み木ショー 先生の指先に視線が集中

そして、歌い、踊ったキャンプファイヤー。パチパチと燃え上がる炎に「花火みたい!」というMちゃん。そして最後は、その炎でマシュマロを焼いて食べるおまけつき。
火の神と弟子たち みんなの歌声でこんな大きな炎に
炎は偉大だね 暖かくて明るいね! マシュマロ焼くとおいしいね

その後、遠野のわらべうたを楽しみました。
ナナ先生の遠野のわらべうた ねこ♪たこ♪ みんなできるかなー やんやのいん♪  いのういん♪
立ち見客が部屋からあふれるほどの満員御礼 真っ暗な中、こわーい?お話も

そろそろ就寝かなと思いきや・・・「今日は寝なくていいよ」という言葉に解放感と興奮がさめず、日付が変わっても下は2才から何人もの子が起きていました。異年齢の子どもたちが頭をつきあわせて一つの遊びを楽しむ姿。夜中の光景としては異様かもしれませんが微笑ましくもありました。
おもちゃとお菓子とジュースとお酒で大宴会♪ お父さん・お母さん・先生・スタッフ・子供たち みんなで大宴会♪

就寝は体育館で参加者全員が雑魚寝です。みなさんは、どんな気持ちを味わったのでしょう?眠りにつくまでに感じた思いこそが貴重な避難所体験に思います。
只今22時、まだまだ遊びます♪ 24時過ぎていちおう暗くしたけどみんな寝ない(笑
夜の見回りはニャンコ先生 夜の廊下はちょっと怖い

翌日はラジオ体操
みんなで輪になって 朝はラジオ体操

リズム遊び
みんな走れー! リズム体操

自然探検
ここにあるのはなにかなあ こっちにもなにかあるよー
ハンモックと牛模様のタンク発見! 木々は紅葉し始めできれいだね
芝生のグランドひろーい カラフルタイヤと鉄棒発見しました!

探検の最後には、なんと学校の屋根の上に登らせてもらうという大胆な体験もしました。子どもたちは「登っていいの?」と、怖さよりスリルを楽しんでいる様子。特別の景色を最後に眺めました。
この特設階段を進んで 屋根に登ったよー!
自然探検もそろそろ終わりー 一番たくさん発見できたのはだれかなー

そして「来た時より綺麗して帰ろう」という思いが自然と湧きあがり、小さな子からお母さんもお父さんも掃除に精をだしました。
たくさん遊んだ長い廊下をぞうきん掛け みんなで細かいところもお掃除

最後になりましたが、急な利用になったにもかかわらず、施設の方が用意してくれた食事や対応には温かな「おもてなし」の気持ちが感じられ、一層、心を満たしてくれたように思います。便利から離れ、日常から少し離れた生活体験。終わってみると、熊の出没に感謝さえしてしまう程、有意義な時間を過ごせたと思います。   
隊長&マイコ先生ありがとうございました








<参加者の方からの感想も紹介させてもらいます>
・「ダメと言わない育児」を心がけた今回の宿泊体験。ついせかしてしまいがちなマイペースな4歳の長男、まだまだ目を離すことは考えられないやんちゃ盛りの2歳の次男に対して、危ない!やめて〜!早く!…何気なく使っていた言葉を見つめ直す機会にもなりました。また、息子達の言動を色々な人から聞くことがとても嬉しく、少し距離を置いて見守ることで成長を感じることができました。 ゆったりしたスケジュールの中でも、特別なことがたくさん詰まった喜茂別での1泊2日。ますますみちくさLOVE、息子LOVEになりました。スタッフの皆様はもちろん、関わってくださった皆様に感謝の気持ちで一杯です。ありがとうございました。(K)

・お留守番していたお父さんとお兄ちゃんに一生懸命に出来事を説明していました。本当に良い体験ができたなあと家に帰ってからしみじみ思いました。(R)

・「ダメ」と言わないということ、勉強になりました。子どもたちにとって、おもしろそうな事、やってみたい事は、危険がいっぱい。大人にとって、「ダメ」と言って、させない事は、楽な事。子どもは、危ない事のチャレンジは、慎重に行うものだ。そして、驚くべき事は、あっという間に、運動レベルがアップし、みるみる上達するのだ。「ダメ」と言わずに見守る事の重要性を実感した一晩だった。(S)


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