活動記録

平成26年5月8日(木) 農試公園

桜は散っていないかな?今日はお花見に出発です。
歩いていくと、大きな真っ黒の機関車がありました。「かっこいいなぁ。強そうだね。」

もう少し奥まで歩いて行くと、みんな息をのみました。「わぁー!桜の木のトンネルだー!」

子どもたちは吸い込まれるように桜の木の下へ、トコトコ歩み寄ります。桜の花びらが雪のように降ってきます。やわらかな春の風が心地よく、あたり一面ピンク色です。

子どもたちは花びらを手ですくいあげ、風に飛ばして遊びます。動き出す花びらに、目はもうキラキラ輝いています。

「ここでおにぎりを食べたいね。桜の花びら入りのおにぎりを。」さっそくシートを広げ、ゆっくりゆっくりお花見をしました。あたたかく優しい風に包まれ、舞い落ちる花びらを眺めているだけで幸せなひとときです。

おにぎりの後、隊長から小豆の和菓子をいただきました。「おいしいね。風流ね。まるでピンクの絨毯の上のようね。」ここで、とんちゃんが太平記の道行文の冒頭を紹介してくれました。
『落花の雪にふみまどう 交野の春の桜狩り』(太平記より)
その後も子どもたちは舞い落ちる花びらに合わせて、走ったりくるくる回ったり…。まるで桜の花の妖精が舞い降りてきたようでした。


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